パルムのような心

フリーのシンガーソングライターで活動しています。好きなことをやってなりたい自分になることが夢です。

空っぽになったその先

2015年7月中旬、詐欺事件が無事に解決し、私は改めて自分と向き合う事にしました。

 

素直に今どうしたいのか。何をしたいのか。

ですが、何も考えられませんでした考えたくありませんでした全てがどうでもよくなって、空っぽになりました

 

ずーっと蓋を閉め続けていた心が、詐欺事件をきっかけに一気に溢れて、隠していた感情が全て無くなってしまいました

 

なので私は区切りとして8月に一回だけライブをやり、それを最後に秋ごろまで練習を含めて歌うことをやめました。というか、歌いたいという気持ちになれませんでした。

 

今まで自分自身を追い詰めていたので、音楽を嫌いになりそうだったんですね。"何もしたくない"という感情に従った結果が、"歌わない"ということだったんです。

 

音楽をやりたくて東京に来たのに、東京に来て音楽が嫌いになったら、最悪ですよね。私は本当に音楽が嫌いになったのだろうか。もしそうだったら、私は何のために生きていけば良いのだろうか、と不安になりました。

 

歌うことはしばらく出来なかったんですが、音楽を聴くことは続けてました。自然と、聴いていたんですね。この時久しぶりに、クラシックでも聴いてみるかと思い立ち、前に買った『のだめカンタービレ』関連のCDを漁ってみたり、やっぱりクラシックも素敵だな~と思ったのでドラマや映画も見直してみたり。

 

内容は全部知っているはずなのに何故かとても新鮮で、笑って、感動して、最初観た時のように夢中になりました。

 

のだめは私が忘れかけていた、純粋に音楽を楽しむことの大切さを思い出させてくれました。 

 

音楽は楽しんでやるもの。苦しむものではありません。楽しいから子供のころから続けてこれた訳ですし、その気持ちを忘れちゃダメだと思いました。

でも本来楽しいはずの音楽を苦しいものにしてきたのは紛れもなく自分自身なのだから、楽しいものに変えるのも、自分自身です。

 

空っぽだった心に、少しだけ光が見えて、視野が広くなってきました。

 

音楽を楽しむために、どうすれば良いのか。

東京に来てからずっと歌だけをやってきたんですが、私は高校卒業まで11年ピアノを習ってきました。折角ピアノが弾けるんだから、やらないのは勿体ないのではないか。

何か活かせないかと考えたときに思いついたのは、バンドでした。

 

例えばソロで弾き語りをやってしまうと、まだそこまでの気力はないし、ソロという事でまた気負ってしまうような気がしました。でもバンドだったら、今までやったことがなかったので新たな気持ちで取り組めますし、誰かと一緒に音楽をすることで、学生時代の時のような楽しみ方が出来るのではないかと思いました。

 

なので私は早速、メンバーを探し始めました。

 

 

次回に続きます。