パルムのような心

フリーのシンガーソングライターで活動しています。好きなことをやってなりたい自分になることが夢です。

5万円返金の闘い

 前回の記事に書いた"事件"とほぼ同時期に、違う"事件"が起きたので、今回はその事について書きたいと思います。

shiho-s78.hatenablog.com

 

同じくSNSで繋がった、音楽事務所がありました。

その事務所は、社長とマネージャーの2人で運営をしており、マネージャーのAさんと何回かお会いして、所属した場合の活動内容等についてお話を聞きました。

 

具体的な活動内容というのが、社長が曲を作ってくださり、私が作詞をする。活動前は宣材写真を撮り、ライブの計画もしてくれるというようなものでした。

何の経験もなかった私にとって事務所の存在は大きなものと感じ、自分ができないことをサポートしてバックアップしてくれると思っていました。

なので話を聞いて、所属する意思がほぼ固まっていたのです。

 

それで所属するにあたり、マネージャーから"契約料"として5万円が掛かると聞きました。その5万円の内訳は宣材写真の撮影代とブログのヘッダー作成料ということでしたが、"何故それに5万円も掛かるのか"という疑問は持たず、無知だった私は素直に応じ、正式な契約をする前に5万円を事務所の口座に振り込んでしまいました。

 

ここまでの経緯を、私は全て一人で行っていたので、念のため誰かに相談してみようと思い数少ない音楽仲間に連絡をとり、話をしました。

 

その人からの言葉。

 

「その事務所、本当に大丈夫なの?」

 

まず所属アーティストから契約前に5万円を取るなんておかしい。

第一に、その事務所の名前も聞いたことがないのに(もちろん私もなかったです)、信頼できるのか。

 

ということです。

そう言われたときに、もしかしたらヤバいのかもしれない、と思いました。遅いです。。

 

あまりに突っ走って行動してしまったので、言われて気づいた自分の中の"違和感"を信じ、マネージャーに電話をして契約の話はなかったことにしてほしいと伝えました。何度か説得されましたが、説得されるたびに怪しさを感じたので、こちらも何度も断り、とりあえず契約は回避することができました。

 

問題は振り込んでしまった5万円です。

 

5万円も返金してほしいと伝えたところ、マネージャーより

「月末までに振り込むので、口座番号をメールで送ってください」と言われました。

 

私はすぐに口座番号をメールで送り、月末まで待ちましたが大体の方が予想している通り、

 

 

 

 

5万円の振り込みはありませんでした。

 

 

人生で初めて消費者センターに連絡をし、担当の方に全てをお話ししました。

担当の方より、全額返金してもらえるよう根気強く催促の連絡を取り続けるよう指示をもらい、その通りにしました。連絡が途絶えるということはなかったのですが、同じように「月末までには払います」というメールの繰り返しが毎月続いたのです。

 

数か月が経っても返金額は0円のまま。

 

最終手段ということで、司法書士事務所へ行きました。

司法書士の方に全てをお話しし、"〇月〇日までに振り込みをお願いします"という旨の文書を書いて頂き、事務所の住所へ郵送しました。

 

結果、、

 

半額の2万5千円が振り込まれました。

 

契約しないと連絡をして半額返金されるまでに約1年掛かりました。

消費者センターや司法書士事務所へ出向いたり、「振り込みます」→振り込まれてない、という何の進展もない状態を続けたことに疲弊し、残りの2万5千円の返金は諦めました。

 

この"事件”も自分の無知さによって起こった出来事です。早く実のある音楽活動をしたいという気持ちによって焦ってよく考えずに行動したため、逆に損をしたり危険な目に合ってしまいました。

 

誰もが知っているような有名な音楽事務所だけではなく、音楽を利用して運営している事務所がたくさんあるということを知りました。無知は時に危険です。身をもって経験しました。

 

自分が本当にやりたいことなのか、有益なことなのかを見極めることが大事だと学びました。