パルムのような心

フリーのシンガーソングライターで活動しています。好きなことをやってなりたい自分になることが夢です。

自己紹介*20~21歳、環境によって人は変われることを知る*①

介護施設の事務員として働くこととなり、貯金を崩して車を買いました。

 

私の業務は"介護事務"ではありません。

当時震災によって多くの方が仕事を失っていたため資格を取るため職業訓練を受ける方も多く、私の会社もホームヘルパー2級(現在は初任者研修に変わっています)の訓練校の一つになっていた為、その職業訓練に関わる事務全般が私の仕事でした。

 

私の他に2人の先輩しかいないという小さい部署だったので、ホテル時代のときと比べると働く環境はまるで変わりました。

ですが部署の先輩や、会社の人は皆良い人ばかりで、流れる空気がとても穏やか。事務という職種も自分に合っていたのか、周りの目を変に気にせずのびのびと働くことができました。

 

ホテル時代は、社会はこんなにも冷たいのかとか、こんな世の中でこれから生きていかなければならないのかという絶望しかありませんでしたが、新しい職場で働いているうちにその考えは間違っていたことに気付きました。

 

私はまだまだ世の中を知らなかっただけで、信用できる人はいること。

笑えること。

自分らしく働けること。

 

ようやく、希望を見出すことができました。

 

業務の中で生徒さんと関わることも多かったので、一人ひとり物事の捉え方が違う事や、色んな事情があってここに通っている事を知って、まだまだ狭い世界の中で生きていた私にとっては新しい発見がたくさんありました。

 

あのままホテルで働き続けていたらきっと人間的に駄目になっていただろうし、結局逃げるように退職をしましたが、自分を救うためなら、逃げる=悪にはならないという事を学びました。

 

本当に駄目になる前に、逃げる。

周りにどう思われようと、逃げることで自分が助かるなら良いんだと思うようになりました。

 

そんな風に思いながら働いて約1年近くになった頃、ひょんなことから同じ部署で働いてた先輩1人が昔、歌で成功するために上京していた話を聞きました。

充実した日々を送りながらも、心のどこかで中学2年生の時に抱いた"歌手になりたい"という夢を捨てきれていなかった私は、先輩の話を詳しく聞いて、悩みました。

 

今は実家から通えて生活に困らない状況で、仕事も順調に出来ている。この居心地の良い環境を捨ててまで夢を追うために上京するべきなのか...。

 

年も21になろうとしていたので、上京するにしても遅い年齢です。先輩は上京するなら早くした方が良いとアドバイスを下さり、悩みましたが、こんな身近に自分の夢を話せて背中を押してくれる方に出会うことは生きていてそうあることではないだろうと思い、私は上京を決意しました。

 

 

次回に続きます。