パルムのような心

フリーのシンガーソングライターで活動しています。好きなことをやってなりたい自分になることが夢です。

自己紹介*18~19歳、地獄だったホテル勤務*④

 前回の続きです。

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2月末の出来事。この日は10人ちょっとの企業の宴会を一人で担当する日でした。まだまだ段取りも悪くスムーズに出来ないことも多かったのですが、一人でやらなければいけないという責任があったので、滞りなく終われるよう宴会を進めていました。

 

ですが心が荒みきっていた私は、接客にもそれが出ていたようで、だめだめだったんだと思います。宴会が一通り終わった後、 その企業のお一方に呼ばれました。

 

「お客さんに感謝の気持ちを持って接客することはサービスの原点だから、それを忘れてはいけないよ」

「でも一年くらい経てば、嫌気がさしてくるんだよね」

 

と、言ってくださいました。

お客様に言われて、入社前は"接客をやりたい"と意欲的だったことを思い出しました。2時間くらいの宴会でしか私を見ていないのに、心の内を見破られて、私はその場で泣いてしまいました。

悔しいわけでも、悲しいわけでもなく、ただ嬉しかったです。ちゃんと自分を見てくれて、正しいことを言ってくれる人がいたということが、嬉しかった。

 

ずっと増え続けていた荷物を、一つ、降ろすことが出来たような気がしました。

そのおかげなのか1年経たずして、社会で生きることに対する希望や活力を失い、今までの学生生活で経験した"頑張る"ということが、出来なくなってしまったことに気付きました。

 

一人のお客様の言葉に救われた矢先、あの出来事が起こりました。

 

次回に続きます。