パルムのような心

フリーのシンガーソングライターで活動しています。好きなことをやってなりたい自分になることが夢です。

自己紹介*11歳*①

小学6年生の時のある出来事が、私の中で未だに後悔として残っています。

 

そのとき仲の良かった女の子がいました。学校にいる時も一緒に話したり、放課後はその子と他の友達も含めて外で遊んだり、学校が休みの日はその子と2人で市内に出かけたりしていました。

気を遣わず、一緒にいるのが楽しかったです。

 

ですがその"気を遣わずにいられる"という私の感情が、度を越し、悪い方向に進んでしまいました。

 

ある日の放課後、いつものように何人かで外で遊ぼうという話になり皆が教室から出た後、私は彼女の頬を叩いたのです。

別に怒っていたわけでも、もちろん彼女が何かをした訳でもありません。じゃあ私は何で叩いてしまったのか。

 

叩く瞬間、私は感情というものがありませんでした。もしかしたら頬を叩くという行為を、面白いと思っていたのかもしれません。ふざけて何となく叩いたのかもしれません。

 

いずれにせよ、

頬を叩く=相手を傷つける

という認識が私にはなかったのです。

 

そのあと私と彼女は何事もなかったかのように校庭に出て皆と合流しました。

最初はいつものようにボールや遊具で遊んでいたのですが、気づくとそこに彼女の姿はありませんでした。

 

周りを見回すと、校庭のベンチに座って彼女が泣いていたんです。

一緒に遊んでいた友達何人かと、彼女は担任の先生のところへ向かっていきました。

 

そして次に私が、担任の先生に呼び出されました。誰もいないコンピュータ室に先生と2人きり。先生は私に、

「○○ちゃんが何で泣いていたかわかる?」と聞きました。

質問されて私は初めて、

 

(あ...さっき私が頬を叩いたから、○○ちゃんを傷つけたんだ)

という事に気づきました。

 

先生に、上でも書いた叩いたときの状況と、その理由を話しました。

まずは、彼女に謝ろうということになり、彼女に「叩いてしまって、ごめんね」と謝りました。彼女は「うん」、と。先生には今後同じようなことをしないようにという注意をされ、終わりました。

 

私は最低なことをしてしまったんだ、仲の良かった友達を、深く傷つけてしまったんだと思いました。

先生に言われるまで傷つけたことに気づかなかったことも、最低だなと。

 

次の日からしばらく、彼女と話すことはなくなりました。

明らかに私と距離をとっていることも分かりました。でも当然です。自分の頬を叩いてくるような人間と、一緒にいたり話したいとは思わないですから。嫌われて当然の行為をしたのです。

 

自分勝手な行動で、大切な友達を一人失ってしまいました。

 

謝ったら解決、ではない。

心に負わせてしまった傷は、謝罪一つで瘉えるものでも許してもらえるものでもなくて、下手したら一生相手の中に残ってしまうものなんだなと、この出来事があって思いました。

 

彼女とは中学卒業まで同じ学校でしたが、何度か挨拶をした程度で、以前のように仲良くすることはありませんでした。

 

私の後悔している出来事の一つです。